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DANCE BOXのブログ

日がな一日、ダンスボックスの記録

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2024/05/02(Thu)07:14

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【神戸アジコン/Tri_K】仕込、開始+ディックのこと

2010/01/28(Thu)21:16

昨日、神戸入りして、劇場を下見し、深夜まで神戸公演に向けた作戦会議が行われた模様。
今日は、朝から各セクションの仕込が始まり、昼ごはん以降には出演者がじょじょに集まってきて、微妙な!?緊張関係をはらみながら、舞台の作り込みに入っています。

舞台の基礎組みなどに使われる数々の舞台備品が、舞台セットに変身し、
3人の出会いの場をセッティングします。
昨年の年末にディックが来日して具体的に始まった共同作業は、知的で、時には大の大人が悪ふざけした豪胆な時間を持ちつつも、肩肘張らずに着実に進められてきたことが伺えます。



さて、今日はディック・ウォンについて少しご紹介します。
私は、彼の作品をはじめてバンコクで見る機会を得ました。
『Encounter』というピースで、現地バンコク在住の役者さんと二人が出会っていく過程を作品化したものでした。
ディックと役者さんの両者が、ゲームのようなやり取りを繰り返していきながら、テキストやからだを使って、それぞれの個性を引き出していくアプローチが抜群に面白かったです。
二人の掛け合いに引き込まれつつも、ダンスって!?、舞台芸術って!?、シニカルな視点を孕んだ、問いかけが立ち上がってきます。

ディックは、作品制作にまつわる様々なアイデアを普段から数多く練り続け、からだ一つとアイデアを携え、海外のフェスティバルやプロジェクトに赴き、現地のアーティストと作品制作を行いながら、世界を渡り歩いています。
飄々とした風貌の持ち主ですが、やはり活動そのものも飄々とした軽やかかさと、そして数々のアイデアを日夜考え続けてながらニヤリとしている様子が目に浮かびます。

ディック・ウォンのウェブ 

*************************************

■■黄大徽(ディック ウォン)∞川口隆夫∞今泉浩一
■■Tri_K
   1月 東京 神戸3月 香港 5月 リスボン



微妙なユーモアと屈折したゲーム感覚で現代人間社会をザッピングする
極東のスリー(イケ)メン イン ダーク スーツ

三人の どこが同じで何が違うか


作・出演:黄大徽(ディック ウォン)川口隆夫 今泉浩一

照 明:中山奈美
音響・映像:和田翼
舞台監督:尾崎聡

写真:田口弘樹
デザイン:大隅明

制 作:後藤美紀子


2010年1月30日(土) 19:00
   1月31日(日) 15:00 

チケット:前売2300円/当日2800円
学生・シニア(60歳以上)・障がい者1800円/
長田区民割引1500円

チケット予約フォーム

もしくは、お名前(ふりがな)、ご所属、お電話番号、メールアドレス、ご希望日時、枚数をお知らせください。

    TEL:078-646-7044 
    E-MAIL:info@db-dancebox.org

★リンク
トリック@web
トリック@twitter 
ディック・ウォン
川口隆夫
今泉浩一 
アジコン担当者

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FY









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No.81|dBを記録するCommentTrackback

【神戸アジコン/Tri_K】 いよいよ神戸入り!

2010/01/27(Wed)19:06

「Dance Circus ASIA編;Solo Collective」も終わり、エネルギーを補給したところで、いよいよ今日は<Tri_K>の一団の神戸入りです。

今回は、舞台監督、音響、照明、制作スタッフも神戸入りします。
ゲストハウス寿荘には多い日で7名の宿泊、さてどのような部屋割りにされるのか、、、。
今回のフェスでは、ゲストハウス寿荘は欠かせない存在に。
3階立てで6部屋あります。
リビングルームにコタツを置いたのも、「Dance Circus ASIA編;Solo Collective」では功を奏で、なかなかいい具合に出演者同士の交流が深まりました。
いずれ写真でお披露目いたします。

そうして、「Tri_K」。
公演前と、公演時に発表されたエッセイが面白いです。

エッセイ「違いの構造」by 川口隆夫

東京で当日に配布されたエッセイ

いよいよ「Tri_K」の全貌が、ここArtTheater dB 神戸で明らかに。
お楽しみに!!



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黄大徽(ディック ウォン)∞川口隆夫∞今泉浩一
Tri_K

1月 東京 神戸3月 香港 5月 リスボン


微妙なユーモアと屈折したゲーム感覚で現代人間社会をザッピングする
極東のスリー(イケ)メン イン ダーク スーツ

三人の どこが同じで何が違うか

作・出演:黄大徽(ディック ウォン)川口隆夫 今泉浩一

照 明:中山奈美
音響・映像:和田翼
舞台監督:尾崎聡

写真:田口弘樹
デザイン:大隅明

制 作:後藤美紀子


2010年1月30日(土) 19:00
   1月31日(日) 15:00 

チケット:前売2300円/当日2800円
学生・シニア(60歳以上)・障がい者1800円/
長田区民割引1500円

チケット予約フォーム

もしくは、お名前(ふりがな)、ご所属、お電話番号、メールアドレス、ご希望日時、枚数をお知らせください。

    TEL:078-646-7044 
    E-MAIL:info@db-dancebox.org

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No.80|dBを記録するCommentTrackback

【神戸アジコン/ダンス・サーカス・アジア編】終了しました!

2010/01/26(Tue)11:16

昨日で、「Dance Circus ASIA編;Solo Collective」はぶじ終了しました。
ご来場くださいました多くの皆様方、どうもありがとうございました!!
<Dance Circus>と言えども、ほぼ毎回において舞台転換が入り、照明もほとんどがスペシャル・ライトのみといった、ArtTheater dB 神戸の劇場機構をフル稼動して、上演しました。
8種8様の個性が際立ったダンス作品を、お楽しみいただけのではないかと思います。

ここに、昨日の公演のアンケートを少しご紹介します。

<Aプログラム>
・無音で踊ることの面白さを改めて知った。
・(リュ・ソックンのダンスで)情景が見えました。岩手の湖みたいな静かで空気のすきとおったシーンと、青い照明のシーンが印象的です。
・小道具のひとつひとつが工夫されていて、なるほどなと思いました。
・スーさんの舞台が、とても良かったです。舞台上での表現力とかを、自分も、もっととりこめるようにしたいです。

<Bプログラム>
・エレナ・ラニオグさんの作品は日常的な場所で(家とか)見れたらいいかと思いました。
・個人的にはイソンア女子のダンスが一番良かったです。こちらまで、周囲の空間の振動すら伝わる演技でした。
・大変よかったです。コンテンポラリーダンスは初めてでしたが、LEE Sun-Aさんのダンスは大変美しかったです。感動しました。

FY



No.79|dBを記録するCommentTrackback

【神戸アジコン/ダンス・サーカス・アジア編】初日終了しました!

2010/01/25(Mon)13:41

昨日、ぶじ初日が終了しました。
ご来場くださいました多くの皆様、どうもありがとうございました。

ここで、少しアンケートをご紹介いたします。

<Aプログラム>
・それぞれ個性的で面白かったです。
・足の動きが面白いと思いました。
・スーハイリーさんがとてもおもしろかったです!肉厚で情熱で息苦しい部分を感じました。

<Bプログラム>
・イソンアさんの小さい動きの中にある力強さ、それがはじめてでてくるたび、心にひびきとても感動しました。
・どれも本当におもしろかったです。というか、なんか「こわっ」って思いました。愉快でした。どの方のも、もう少し(いやもっと)長居作品を見たいと思いました。

本日、はやくも楽日です。

ロビーでは、17日の「新長田のダンス事情」の当日の模様のスライドショーなど含めた、映像や紙資料を展示しています。
どうぞ公演前や合間にご覧ください!!


さて、急に話は変わりますが、これは何でしょうか!!??



Bプロの時のみ客席に出現する、スーパー●●です。

FY











No.78|dBを記録するCommentTrackback

神戸アジコン、ゲネプロ終了!

2010/01/23(Sat)23:44

1月21日(木)
今回の「ダンスサーカスアジア編」はいつものダンスサーカスとはぜんぜん違います。
何が違うかと言うと出演者は公募ではなく全員選んでます
上演時間も1組12分じやありません、15分ですがダンサーによっては越えてたりしてます
照明は各作品に合して作ってますのでたくさん照明が吊ってたり、置かれてたりしてます
小道具もいっぱい出てきますので舞台転換も大忙しになりそうです
イス、石、リンゴ、テレビ、新聞、ゴム・・・いろいろあります。
誰のどこで出てくるかはお楽しみに。
AとBのプログラムの間が1時間以上空いてますのでスタッフにお勧めの店を聞いて食べに出かけてください。そしてプログラムが終わったらdBの定番「ロビー居酒屋」が始まります、いろんなダンサーとの交流や、お酒の好きな方、どうぞお待ちしております。

あぁ~ダンスのこと書くの忘れた・・・。

1月22日(金)
今回出演する海外ダンサーの紹介を少しします。
エレナはちょっと薄目で見るとマイケルジャクソンに似てます。動きもそれっぽいです。
ソックンはチラシだと筋肉マッチョですが、実際は物静かなダンス貴公子です。
スーハイリーは唇がキュートです。
ソンアは年齢聞いてビックリのお肌ツルンツルンです。
ウソだと思う方は確かめに見に来てください、どうぞお待ちしております。

あぁ~ダンスのこと書くの忘れた・・・。

1月23日(土)
今回の4名はビデオなど映像資料を見てdBスタッフで選びました。
ソンアが今まで見た韓国のダンサーでは一番の異色でした、ほんとこんな動きする韓国のダンサーは始めて見ました。リハーサルも
ソックンはビデオだと筋肉マッチョでしたが、実際は物静かなダンス貴公子
スーハイリーは唇がキュートです。
ソンアは年齢聞いてあぁ~ダンスのこと書くの忘れた・・・。

FYさんこんなんでよかったですか?

竹ち代

No.77|dBを記録するCommentTrackback

【神戸アジコン/ダンス・サーカス・アジア編】イ・ソンアのワークショップ

2010/01/20(Wed)23:14

今回、Dance Circus ASIA編;Solo Collectiveに出演する
海外からのダンサーを、新長田をはじめとした様々なダンスのコミュニティに派遣し、ワークショップを実施している。

今日は、イ・ソンア(韓国)による長田高等学校ダンス部を対象としたWS、
明日は、スー・ハイリー(マレーシア)による野田高等学校ダンス部でのWSと、リュ・ソックン(韓国)による藤田佳代舞踊研究所でのWS、
明後日は、エレナ(フィリピン)による天理大学ダンス部でのWSを行う。

今日のワークショップは、新Studio dBで90分にわたって開催。

WSメニュー、まずはウォーミング・アップ。
このウォーミング・アップでは、自分の可動域を確かめることと、エネルギーをコントロールすることに重点をおいたメニュー。フロアを使ってそ行われた。

次に4人1組になる。
一人が真ん中にいて、三人が取り囲む。
真ん中にいる一人は、三人によって作られた空間の中で動くこと、その際、普段使っていないようなムーブメントや体のパーツを発見しながら動いていくこと、そして3人はその動きに対して思ったことをコメントしていく。
ここでは、見られている意識を持ちながら普段使っていない部分を使いながら動くこと、見ている方にも踊っている方にもその予測をはずしていくことを意識する。

WSのクライマックスは、
ソンアが持ってきた音楽を聴いて、自分がイメージできる一つの単語を明確にする。そしてこの言葉を基点に、1分間の振付を作ってみる。
その際、はじめにポジションを作ること。ただ立った所からスタートするではなく、その形からどう動きを作っていくのか、、そのためのベースの柱をどう作るのか、から始まる。
そして、体のパーツからパーツへの移行を丁寧に作っていくこと、エネルギーを循環させること等に注意する。
そうして、15分の中で作られた1分の振付ピースを最後には一人ひとり見せあい、感想を言い合う。

つくること、見ること、伝えること、
この3つの要素をうまく組み合わせたWSのプログラムであった。

最後に高校生に感想を聞いたところ、
「次の作品づくりに生かしていきたい」「自分でも知らない動きの発見があった」「まだまだ振りつけることの可能性があるんだ」等といったコメントがあがってきた。

さてはて、明日はどのようなWSが繰り広げられるのか。
今日は、スーハイリーからWSのアイデアを聞いた。私はリュ・ソックンのWSに同行するので立ち会えないが、報告を聞くのが楽しみである。

FY






No.76|dBを記録するCommentTrackback

【神戸アジコン/新長田のダンス事情】レポート

2010/01/19(Tue)19:53

1月17日(日)
震災から15周年になるこの日、新長田の駅前や商店街、市場など様々な場所で、亡くなった方への鎮魂イベントや体験を語り継ぐ催事が行われた。





ダンスボックスでは、昨年暮れから取材してきた地域の多様なダンス(舞踊)の映像を通して観ていただき、その映像を肴にたくさんの話の花が咲いた。



真陽婦人会のメンバーの方をはじめ、実際に取材させていただいた方々も来られて、それぞれの地域のことを詳しくお聞きすることができたことは、大きな収穫であった。

復興にむけ様々な試みを仕掛ける一方で、高齢化が想像以上に深刻化していることなど、歩いているだけではわからない地域の表情が見えてくる。
また、ダンスボックスの活動についても少しお話することができた。

午後6時からは、15年前の野田高校ダンス部のコンペに出した作品を上映。当時のメンバーが子供連れで、また現役のダンス部の生徒が30人ほどやってきた。



上映後、顧問の先生から震災があったことで作品のテーマが変わった経緯など、当時の状況について説明があり、また卒業生と在校生との間でも質疑応答がなされた。



15年前の映像は少し痛みはじめていて、きちんと保存しておくことの重要性を感じた。
振付の内容は何度も倒れては立ち上がるというシンプルなものであったが、そのことが反対に訴求力をもった作品になっていると思った。





午後9時終了。普段の公演時とは違うお茶の間のような雰囲気のなかで、子供からおばあちゃんまで、たくさんの方がダンス映像を観ながら、ArtTheater dB 神戸を楽しんでいただけた1日であった。                           (O)

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