DANCE BOXのブログ

今回のプロジェクトは大阪でのプロジェクト。
ただ今、稽古場ジプシーのごとく、大阪にある各地の稽古場を点々としています。
おもに大阪市立芸術創造館で稽古していますが、アトリエS-paceや、
大阪市立区民センターなど。
稽古をする部屋が変われば、ダンサーの身体のコンディションも、見え方も変わってきます。また、床の状態や、さらに、その部屋がもっている雰囲気など、様々なことが影響し、また表現に昇華されていきます。
改めて、ダンスを含めて舞台芸術の創造環境に本当に必要なものはなんだろうか・・問い直す日々です。





FY

今回のリハーサルの特徴は、話すこと。
アルカディがこのワークでやってみたいことを伝え、そして実践してみる。
その後、それがどうであったかを伝え、そしてさらに会話が膨らんでいきます。







体験の交換は、体と言葉を通して、丹念に行われます。
今回のプロジェクトでは、参加アーティストの宮北裕美さんが、通訳を兼ねて関わってくれています。
今日の稽古のはじめには、内山大さんとアルカディさんの個人稽古がありました。
宮北さんが「通訳で入る？」と聞くと、アルカディさんは「大丈夫。体で対話できるから。」と颯爽と返答。
体はときに言葉よりも饒舌です。

明日は、どんな対話が繰り広げられるのか、愉しみです。
FY

アルカディ滞在制作のリハーサルは2日目でありながら、
すでに1週間弱が経ったような気がします。
微細に、尖鋭に、身体がはらんでいるであろう可能性を探る作業が続きます。

今日は、エクササイズの後に、
昨日出された宿題＜今の自分を形成/定義している５つのテキスト。それは感覚や記憶、出来事、ものであってもよい＞を、それぞれが返答していくこと。
そして、自分が提示した中から一つの要素を取り出し、それを体におとしながら、即興で、ある時間を作っていきました。
アルカディさんは、参加者から出てくるものをじっくり観察しています。そして、観察しながらも、静かに踊っています。

さて、明日の稽古も、13時から22時までじっくり行います。

FY

先週の日曜日に、循環プロジェクト三田公演が大入りの中ぶじ終了しました。
ご来場くださいました多くの方々、どうもありがとうございました。
公演の詳しくは、改めてここでアップしたいと思います。
次は東京公演です。（3月18日／19日）
コラボシアターフェスティバルの詳細
まだまだ作品は変容していきます。どうぞご期待下さい。

さて、dBでは新たな事業に着手しています。
アルカディ・ザイデスがイスラエルより来日し、大阪での滞在制作が始まりました。
このプロジェクトでは、ダンスの実験室と称したスペースを設定し、そこでアルカディと関西のダンサー達が、踊ること、振り付けること等、ダンスを作ることの様々な方法や可能性をとことん試していきます。

関西からのメンバーもとても豪華です。
内山大、垣尾優、黒子沙菜恵、福岡まな実、宮北裕美、安川晶子

本日、リハーサルが始まりました。
ここで、稽古場の模様をアップしていきたいと思います。

企画詳細どうぞご期待下さい。

FY

「神戸-アジア・コンテンポラリーダンス・フェスティバル#1」
終了しました。
ご来場くださいました多くの方々、どうも有難うございました。
12月23日に幕開けし、年をまたいでの約1ヶ月強にわたる開催。
最後は、大人による大人の舞台「Tri_K」で渋く締めさせていただきました。今作品は、これから香港、リスボンへ。
どのような旅の軌跡を辿るのか、気になります。

さて、フェスティバルが終わって数日が経ち、
今後のフェスティバル開催にむけて、多くの課題と可能性を一つずつ洗い出していくところです。
今まで大阪で、このアジコンは5回開催させていただいていましたが、
神戸に移し、ここからもう一度再出発ということで、あえて#1と入れました。
今回、初めて一緒に仕事したアーティストも含めて、今回限りの出会いではなく、これから一緒に舞台を協働して作っていける可能性を実感しています。今後に向けたいろいろなプランを発想し始めています。
規模の大小にかかわらず、継続して開催していきたいと考えていますので、今後の動向にもどうぞご期待ください！

さて、ｄB、次なる舞台は、循環プロジェクト公演「≒2-にあいこーるのじじょう-」三田公演です。
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2010年 2月 7日 (日)13：30/16：30の2回公演

会場：三田市総合文化センター　郷の音ホール　リハーサル室

チケット：
一般 ￥ 2,000
障がい者・高校・大学生 ￥ 1,500
障がい者+介助者 ￥ 2,000

公演詳細

2008年4月に初演をむかえ、東京、横浜、松山と様々なところに旅に出た「≒2-にあいこーるのじじょう-」の最終章。関西では三田だけの公演です。
どうぞお見逃しなく！！！

ご来場くださいました多くの方々、どうもありがとうございました。
いよいよ、「Tri_K」最終日ということは、KOBE－Asia Contemporary Dance Festival#1 の大楽日でもあります。振り返ることは、本日の終演後に。

昨日は、公演終了後には、ロビーで小宴会が始まり、
とても愉快な時間になりました。

今日は、すでに10時より全セクションのスタッフが入り、公演の準備を粛々と進めています。

今公演につき、前売券の販売は13時まで受け付けています。
当日券は14時より発売します！
開場は、14時45分に行います。開場時にはご来場くださることをお勧めします。

皆様のご来場をお待ちしています。

FY

昨日は、ディックを紹介しました。

今日は、川口隆夫さん、今泉浩一さんをご紹介します。
今回、お二人とdBが一緒に舞台を作るのは始めて、、。
そこで、今回の作品の国内公演＋海外ツアーの制作である後藤美紀子さんが、書き溜められてきた二人のエッセイを紹介します。

●川口隆夫さん



★2008年1月に上演された『グッド・ラック』の公演レビューです。
川口隆夫『グッド・ラック』　～人類の終末を暗示する黙示録として～（2008年1月）

★2009年4月に上演された『a perfect life』の公演にむけたエッセイです。
川口隆夫　『a perfect life』　について（2009年4月）

★2009年4月に上演された『a perfect life』の公演に向けて、後藤美紀子さんが川口隆夫さんが活動されてきたことを丁寧に書き起こしたエッセイ。
川口隆夫『a perfect life』
ひとつの才能にていねいに付き合う　その１～６（ATA DANCEの思い出）<

●今泉浩一さん



★2008年に上映された映画『初戀／Hatsu-koi』のレビュー
『初戀／Hatsu-koi』＠今泉浩一監督
（2008年2月）

FY