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DANCE BOXのブログ

日がな一日、ダンスボックスの記録

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2024/04/20(Sat)05:24

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【新長田のダンス事情(仮称)】 コリアン・デイに行ってきました。

2010/04/12(Mon)17:41


■■ 4月10日(土)
■■ 老人ホーム<故郷の家>にて

「新長田のダンス事情(仮称)」、再び起動し始めました。
老人ホーム<故郷の家/神戸>へと参りました。
ここは、在日韓国人のご老人の方々が入居できるホームとして
1989年に堺にて開設され、神戸は2001年に設立。
ただ今、堺、生野区、京都、神戸の4箇所で開設されています。
私達が参った4月10日のイベント「コリアン・デイ」は、
老人ホームにご家族の方や様々なゲストお招きして、
韓国の歌や踊りや料理を楽しむという1日でした。


施設長によるご挨拶にはじまり、
故郷の家・神戸エルシオンチャペル牧師によるお祈り、
そして理事長のご挨拶、来賓の方々のご挨拶と続き、
在日本大韓民国婦人会兵庫県地方本部の方々による合唱、
最後に、黄金福韓国伝統芸術団による舞が披露されました。


歌や踊りが始まると、
自然と体が動き出す入居者の方々。
それはとても華やいだ時間でした。
このホームでは、踊りがあることは日常的な事とのこと。
誰かが歌い出せば、相槌が入り、大合唱へ、、そして自然に踊りが始まると伺いました。
このダンスの現場に出会いたい!ということで、
ただ今、ひそかに企み始めました。さて、どうなることやら!!

故郷の家・神戸


FY




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【コンテンポラリーダンスツアーin静岡】2月27日~28日 当日の模様

2010/03/24(Wed)14:21

2月27日~28日
静岡の「CONTENS VALLEY FESTIVAL」に参加する。
静岡市へは下見やその他の用事でも数回来ているが、休日は街中で必ずイベントをしている。静岡といえばお茶、富士山、みかん、黒はんぺん入りのおでんなどが有名であるが、現在は大道芸フェスティバルが、新しい名物になっている。
この「CONTENS VALLEY FESTIVAL」の総合プロデューサーの甲賀雅章さんが、大道芸フェスティバルの仕掛け人でもある。

DANCE BOXが担当したのは「コンテンポラリーダンスツアーin静岡」。
今では、お得意のジャンルになった屋外でのダンス企画である。出演アーティストは、関西からアローダンスコミュニケーション、セレノグラフィカ、関東から、しでかすおともだちとAbe”M”ARIAと山田広野。静岡駅から小梳神社、紺屋町の商店街を通って市役所、それから大道芸フェスティバルのメイン会場になる駿府公園を巡って最後がこのフェスティバルの拠点になっている「CCC(静岡市クリエーター支援センター)」である。

しでかすは小林由佳が代表を務める着ぐるみダンスユニットで、美術家の安部泰輔さん制作の着ぐるみを着て踊るチャーミングなグループである。
ダンスだけでなく、映像を制作したり、遊びごころ満載で、この日も「しでかす列車」なるものを運行し(いわゆる電車ごっこ)お客さんを輸送した。


セレノグラフィカは1週間前から現地入りし、地元の市民とワークショップを通じて作品を制作した。
中学生の女の子から、60歳の男性まで幅広い参加者が、ユニークなダンスを披露。かっこわるさが、かっこよく見えた。

この2日間はいずれも、天候が不安定で、26日は雨。初日の予報も雨であったが、甲賀さんの「ぜったい晴れる」という予感が的中。本番中は雨がやみ、終わると再び降り出した。2日目も同様で、甲賀さんの<晴れ男>振りに感動。
また、ケータリングがチケット制での手作りハンバーガー。おいしいのはもちろん、無駄がでないのが、GOOD!であった。
(O)


しでかす列車の発信!


まずは小梳神社で、アローダンスコミュニケーションにつるアコーディオンと鳩の鳴き声で聞こえる笛とのキュートなダンス。


しでかす列車が神社から出てくるところ。


次は、市役所の長い階段を使ったセレノグラフィカ+WS生によるダンス。途中でお客さんも一緒に踊りました。


Abe"M"ARIAは1日目と2日目で会場が変わりました。
1日目は駿府公園の一角で。


2日目は「CCC(静岡市クリエーター支援センター)」のロビーで大暴れ。


最後は、「CCC(静岡市クリエーター支援センター)」にある教室の一室で、しでかすお友達によるパフォーマンス。口上、映像、お習字、最後にはみんなでユニゾンのシーン有りと盛りだくさん。


おまけ:2日目の本番前、セレノグラフィカ+WS生の会場が、雨の影響が残り、ボランティアスタッフ総出で、水を新聞紙で吸い取りました。
今回は、ボランティア・スタッフの皆さんの、大道芸フェスティバルで実践し続けておられる経験の豊かさ、なんともきびきびと現場を回していって下さる姿に感嘆。どうも有難うございました。

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【循環プロジェクト】「≒2」東京公演が終了しました

2010/03/24(Wed)01:00

3月19日

春一番と思われる強い風が隅田川を吹き抜けるなか、循環プロジェクト「≒2 にあいこーるのじじょう」の最後の公演がアサヒアートスクエアであった。

以下は今回の公演のパンフレットに書いた文章である。

******************************************

循環プロジェクト 『≒2 にあいこーるのじじょう』

循環プロジェクト「≒2」(にあいこーるのじじょう)は2007年秋にワークショップからスタートし、2008年4月に新大阪にあった元東淀川勤労者センターで初演致しました。

いわゆる劇場ではなく、会議室を中心にロビーから廊下、トイレといった空間を観客が巡回しながらダンスを観るという試みでした。

このプロジェクトは、まず障害があるということをマイナスとしてとらえるのではなく、独自性として考え、参加者の才能を引き出すために、3人のナビゲーターを選ぶことから始まりました。

ダンスは砂連尾理、美術を川井ミカコ、音楽にスカンクといった、それぞれのアートの分野の第一線で活躍しているアーティストです。参加者は従来のダンスや音楽、美術に対する既成の概念を取り払うことから始めました。また、何かを与えられてするのではなく、自らが主体になって舞台作品に関わることも求められました。もっとも稽古のプロセスで学んだことは<待つ>ということでした。こちらの事情を押し付けないこと。また、参加者の事情に寄り添いすぎないこと。<待つ>ことから、<せめぎあう>ことへ。そこから表現が立ち上がってきました。

そうして出来上がった「≒2」(にあいこーるのじじょう)は初演後、様々な場所での巡演を重ねてまいりました。

この作品は、<場>と身体の関係性を大切にして創ってきました。そのため、場所(空間)が変わることで、作品自体が変容します。また、初演後、2年という時間を過ごしてきたことで、参加者がより主体的に作品に関わることができてきたと思います。

本日の公演はこの2年間の集大成となります。最後まで、ごゆっくりお楽しみください。
DANCE BOX Executive Director

循環プロジェクト「≒2」統括

大谷燠

公演を終えてみて、今回の舞台は新しいプロセスに入ったと実感している。
参加した人は、やめた人もいる一方、それぞれが独自の活動も始めている。
私は混沌に身をおく、困難と快感を感じている。
さらに、循環プロジェクトが新しい循環を創りだすには、何が必要か。
蕾をふくらましている隅田川の桜を観ながら考えている。(O)

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【大阪滞在制作 by アルカディ・ザイデス】当日の模様の動画をアップ!

2010/03/21(Sun)10:06


少しご無沙汰してしまいました。
ダンスボックスでは、循環プロジェクトの東京公演がぶじに終了いたしました。
ご来場くださいました皆様方、どうも有難うございました。

さて、2月20日に開催いたしました【大阪滞在制作 by アルカディ・ザイデス】の当日の模様の動画をアップいたしました。
どうぞご高覧くださいませ。

当日の模様

FY

No.92|dBを記録するCommentTrackback

【大阪滞在制作by アルカディ】当日の模様

2010/02/23(Tue)22:57

【大阪滞在制作 by アルカディ・ザイデス】プロジェクトの当日の模様をアップします。

<展示プログラム>


担当者による稽古場日誌を閲覧できるように。


稽古場の模様をスナップに。
稽古で踊っている様子、皆でとにかく意見を出し合っている様子、
ご飯を食べにいった様子など、断片的ではあるが、プロセスの模様を。


展示スペース全体の模様。
ここでは、稽古風景のビデオや、参加アーティストによるQ&A映像も上映された。

<パフォーマンス・プログラム>

アートエリアB1は、真っ白な壁で囲まれた真っ白な空間。
今回は、この空間を青色に染めた。
海の中にいるようなかっこいい空間ができた。
リハーサル風景の写真より。







当日は、多数のお客さんに来て頂いた。
まず冒頭のシーンでは、壁でのパフォーマンスを取り囲むように
お客さんがパフォーマンスを鑑賞。





それから、空間のあちこちで行われるパフォーマンスを歩きながら見て廻る流れに。

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ここで、当日のアンケートをすこしご紹介します。
・観客が場所を移動しながら見ることができるという点が少しでも自分が参加しているような自分も場をつくっているような気持ちになれて、よい経験ができたというか、観客との間の垣根がなくなったようで何か今自分が越えられないでいる壁のようなものも、このように自然に越えれたらいいなぁと思った。
・旭山動物園の行動展示のダンサー版のようで、好きな位置で”動き”を鑑賞することができ、楽しい体験ができました。
・6人のテーマが、個人個人のテーマがわかりづらいかも。テーマがわかれば、個人を追いかけてみたかも。
・形状記憶されたような身体の動きの反復、反対にしぐさを単純化あるいは複雑かされた動きがとても面白かったです。

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このプロジェクトは、今後さらに発展させていきたいと考えています。
またこのブログでお知らせできることを。

FY


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【大阪滞在制作by アルカディ】終了致しました

2010/02/23(Tue)01:17

大阪滞在制作by アルカディ・ザイデスは、
多くの皆様方のご来場を得て終了いたしました。
ご来場くださいました方々、どうも有り難うございました。

劇場ではない真っ白なオルタナティブ・スペースにて、
展示とパフォーマンスの上演。
様々な挑戦を快くお引き受け下さいました関係者の方々に感謝申し上げます。
当日の模様については、改めて、写真をこのブログにてアップいたします。

次なるdBは、<コンテンポラリーダンス・ツアーin 静岡>です。
2月27日&28日です。
企画紹介
参加アーティストは、セレノグラフィカ / しでかすおともだち / ヤザキタケシ&アローダンスコミュニケーション / Abe”M”ARIA / 弁士:山田広野の豪華な顔ぶれです。

お近くにお住まいの方、是非いらして下さい!!

FY


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【大阪滞在制作by アルカディ】いよいよ明日が本番!

2010/02/20(Sat)00:54

更新がおろそかになりました。
リハーサルは、8時間以上にわたって日々行われましたが、
いよいよ明日が最終日です。

dB初のチャレンジ、今回は、これまでの過程を公開する展示があることです。
この展示には、稽古風景(ビデオ/写真)や、
稽古場日誌、参加アーティストのインタビュー映像があります。
インタビュー映像では、ダンスを始めたきっかけや、将来について考えていること等、10問程度の質問に答えて頂いています。

パフォーマンスの開演は17時。少し早めにきて、展示もあわせてお楽しみ下さい!

FY





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