忍者ブログ

DANCE BOXのブログ

日がな一日、ダンスボックスの記録

[PR]

2024/03/29(Fri)16:43

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

【神戸アジコン/ダンス・サーカス・アジア編】イ・ソンアのワークショップ

2010/01/20(Wed)23:14

今回、Dance Circus ASIA編;Solo Collectiveに出演する
海外からのダンサーを、新長田をはじめとした様々なダンスのコミュニティに派遣し、ワークショップを実施している。

今日は、イ・ソンア(韓国)による長田高等学校ダンス部を対象としたWS、
明日は、スー・ハイリー(マレーシア)による野田高等学校ダンス部でのWSと、リュ・ソックン(韓国)による藤田佳代舞踊研究所でのWS、
明後日は、エレナ(フィリピン)による天理大学ダンス部でのWSを行う。

今日のワークショップは、新Studio dBで90分にわたって開催。

WSメニュー、まずはウォーミング・アップ。
このウォーミング・アップでは、自分の可動域を確かめることと、エネルギーをコントロールすることに重点をおいたメニュー。フロアを使ってそ行われた。

次に4人1組になる。
一人が真ん中にいて、三人が取り囲む。
真ん中にいる一人は、三人によって作られた空間の中で動くこと、その際、普段使っていないようなムーブメントや体のパーツを発見しながら動いていくこと、そして3人はその動きに対して思ったことをコメントしていく。
ここでは、見られている意識を持ちながら普段使っていない部分を使いながら動くこと、見ている方にも踊っている方にもその予測をはずしていくことを意識する。

WSのクライマックスは、
ソンアが持ってきた音楽を聴いて、自分がイメージできる一つの単語を明確にする。そしてこの言葉を基点に、1分間の振付を作ってみる。
その際、はじめにポジションを作ること。ただ立った所からスタートするではなく、その形からどう動きを作っていくのか、、そのためのベースの柱をどう作るのか、から始まる。
そして、体のパーツからパーツへの移行を丁寧に作っていくこと、エネルギーを循環させること等に注意する。
そうして、15分の中で作られた1分の振付ピースを最後には一人ひとり見せあい、感想を言い合う。

つくること、見ること、伝えること、
この3つの要素をうまく組み合わせたWSのプログラムであった。

最後に高校生に感想を聞いたところ、
「次の作品づくりに生かしていきたい」「自分でも知らない動きの発見があった」「まだまだ振りつけることの可能性があるんだ」等といったコメントがあがってきた。

さてはて、明日はどのようなWSが繰り広げられるのか。
今日は、スーハイリーからWSのアイデアを聞いた。私はリュ・ソックンのWSに同行するので立ち会えないが、報告を聞くのが楽しみである。

FY






PR

No.76|dBを記録するCommentTrackback