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DANCE BOXのブログ

日がな一日、ダンスボックスの記録

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2025/02/11(Tue)10:26

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ときどき、定点観察(6月19日)

2009/06/19(Fri)21:31

本日のたて看板。
本日開催のよしもとの「べつばら神戸花月」チラシ
Vintageのチラシに新聞記事と欲張って貼りました。
ちょっと何がなんだかよくわからなくなっていますね。


本日のエレベーター内
Vintageのチラシに鉄人プロジェクト、焼き鳥屋さんの改装オープニングのチラシが貼られています。
こちらもカオスです。


FY

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No.25|dBを記録するCommentTrackback

【循環プロジェクト】関東ツアーのご報告

2009/06/18(Thu)18:24

(たいへん遅ればせならがですが、循環プロジェクトの関東ツアーの模様をお伝えします。最後に写真も少々掲載してます。)

5月26日~31日
旅をした循環プロジェクト
循環プロジェクト「≒にあいこーるのじじょう」ツアー。
於:5月28日、世田谷美術館、30~31日桜美林大学プルヌスホール。

とにかく、ダンサー、スタッフ、介助者すべてにとって、熱くてハードな日々であった。1週間に2つの異なる空間での公演。基本的な構成は変わらないものの、場所と身体がいかに拮抗しながら、表現を立ち上げることができるのか。連日、美術、音楽、ダンス、すべての分野で議論を重ねながらの舞台であった。
世田谷美術館の公演はあいにくの天候にもかかわらず、満員の観客。1回目のコールが終わった後、拍手が鳴り止まず、あわてて2回目のコールへ。一同、感激する。
桜美林大学では、学生の実行委員会の献身的な働きっぷりに感謝。例年の招聘公演とは異なり、障がい者と関わることで、様々な課題と直面したと思うが、発見もあったことと思う。
私たちも彼らと協働出来たことを、幸せに感じている。
循環プロジェクトの現在までの経過をGALA OBIRIN2009のパンフレットに書きましたので、ここに転載いたします。(I)

GALA OBIRIN2009 に向けて

循環プロジェクト「≒」(にあいこーるのじじょう)は2007年秋にワークショップからスタートし、2008年4月に当時、新大阪にあった元東淀川勤労者センターで初演しました。
いわゆる劇場ではなく、会議室を中心にロビーから廊下、トイレといった空間を観客が巡回しながらダンスを観るという試みでした。
この公演は明治安田生命が支援するエイブルアート・オン・ステージというプログラムに選択され実現したわけですが、きっかけは6年前からコーディネイトしていた障がい者のためのダンスワークショップの参加者から、本格的な舞台を経験したいという声があがったことに始まります。
まず、障害があるということをマイナスとしてとらえるのではなく、独自性として考え、参加者の才能を引き出すために、3人のナビゲーターを選びました。
ダンスは砂連尾理、美術を川井ミカコ、音楽にスカンクといった、それぞれのアートの分野の第1線で活躍しているアーティストです。参加者は従来のダンスや音楽、美術に対する既成の概念を取り払うことから始めました。また、何かを与えられてするのではなく、自らが主体になって舞台作品に関わることも求められました。ナビゲーターや統括として関わってきた私も、参加者から学ぶことが多くありました。もっとも稽古のプロセスで学んだことは<待つ>ということでした。こちらの事情を押し付けないこと。また、参加者の事情に寄り添いすぎないこと。<待つ>ことから、<せめぎあう>ことへ。そこから表現が立ち上がってきました。
そうして出来上がった「≒2」(にあいこーるのじじょう)は初演後、昨年の12月には同じく明治安田生命の社会貢献プログラムのコラボ・シアター・フェスティバルに選ばれ、東京公演が実現し、その公演を観た桜美林の学生さんたちが、今回のGALA OBIRIN2009に選んでくれたわけです。
このGALA OBIRINには現在まで、コンドルズ、バティック、ニブロールという日本のコンテンポラリーダンスのトップランナーが選ばれてきました。今回、循環プロジェクトが選ばれたことは、障がい者のアートという枠組みではなく、純粋に舞台芸術としての作品力を実行委員会のメンバーに評価していただいた結果であると思います。そのことは私たちを大きく勇気づけてくれました。
社会のなかに存在する様々な境界をアートを通じて、ゆるやかに乗り越え、多様な価値観をもつ人たちとつながり、循環していくこと。そこに人間の生存の根源的な豊穣さと切なさを、この公演を通じて感じていただければ幸いです。

DANCE BOX Executive Director
循環プロジェクト「≒」統括
大谷 燠


以下、桜美林大学公演でのスナップです。


ゲネ・プロ前の一同顔合わせ


開場前のひと仕事。舞台の袖のすみっこにて。わいわい。


開場前の統括・大谷。なにを考えているところでしょうか。


開場前の楽屋にて。


アフタートーク。みんな勢ぞろい。


アフタートーク。

No.22|dBを記録するCommentTrackback

【劇団Vintage】試宴会にむけて

2009/06/16(Tue)16:40

【劇団Vintage】のワークショップも残すところ2回、そして試演会です。

現在までの進行の流れをざくっとご紹介します。

1:オリエンテーション
ここでは劇団Vintage創設にむけて、そして試演会にむけて、
菱田さんの今までの仕事などが、話されました。
そしてここで一つ大きな宿題。
参加者ひとりひとりが「今回の試演会でやってみたいこと・
舞台上で見せてみたいこと」その核たるものを次のWSで話してください、とのこと。
言っても、次のWSは2日後です。
試演会は、菱田さんの戯曲をやるのではなく、それぞれがそれぞれの作品をつくり、見せる、いわば自己紹介的な場になるわけです。

2:WS開始
そして、始まりました。
出てくる・出てくる・・・なかなかぶっ飛んだアイデアに、くらくら来ました。どうやって実現するんやろう???というアイデアに、実はもう何年も密かに練ってはったんとちゃいますか!というようなアイデアの数々。ただ、共通していたのは、これが見せたい・これを言いたいということがどのアイデアにもしっかり根付いていること。

3:それぞれのピースの肉付け
それぞれのアイデアをどのように見せものにしていくのか、肉付け作業が早速始まります。
少しずつ作ってきたものを菱田さんに見せ、その作品の核をいかに的確に伝えれるのか、ともに作っていきます。
菱田さんは時には挑発的な言葉で引き出し、時には踊ったり歌ったりして引き出し、それこそ笑いあり涙ありの現場です。


4:上演にむけて
それぞれのピースの骨格はほぼ固まっています。
それぞれが話すテキストも全て出演者が作り、選曲も出演者によります。
昨日みたラフスケッチのような段階であったものが、次の日には大分固まっていることも多々あり、驚くばかりです。

5名ともぜんぜん違ったタイプの作品になりますが、
全部通してみると、笑いあり・涙ありの大団円。
そして、5通りの女性の生き様が鮮烈に見れる贅沢な時間になることこの上なしです。


FY






No.21|dBを記録するCommentTrackback

【Vintage】そのキャッチ

2009/06/12(Fri)13:04

ブログのアップのなさに「早く閉めてしまえ」「もうなくなったかと思ってた」と、総攻撃を受け、反省の最中です。
すみません。。。お詫びの写真を入れたいところですが、今日は控えておきます。

今日は週間誌を読んでいて、「キャッチコピー診断」についての記事に目をつけました。名前を入力すると、キャッチコピーが勝手に診断されて出てくると言うもの。
というのは、Vintageの試演会チラシに、それぞれの出演者のキャッチコピーを入れてはどうか・・とありがたくご意見を賜りました。
ただ、今回の出演者、あまりにもそれぞれに個性が強すぎて、それに匹敵するコピーを考えるには、3日程、家に籠りたい・・が、そんな事も決して許されず、焦っていました。
そんな時にこの記事です。早速検索してみました。

金善福(きん そんぼっ)・・永遠のヤングガン
己斐緑(こい みどり)・・キング・オブ・ガンジー
皐月ゆき(さつき ゆき)・・ヤマアラシのジレンマ
白井究美(しらい きわみ)・・未来の宝くじ長者
鈴木定子(すずき さだこ)・・ザ・イエスマン

さっぱりよく分からないですが、ずっと眺めているうちに、なんだか相応しい気がしてきます。
そして、今回の演出の菱田信也さんも見てみると「未来の銀幕スター」。

次の記事には、チラシをアップしたいところです。
そしてVintageの奇天烈な女性たちの横顔を紹介していきます。 

FY

No.20|dBを記録するCommentTrackback

ArtTheater dB 神戸・附属市民劇団「Vintage」始まり、試演会にむけて!

2009/06/09(Tue)01:46

前記事でも書きましたように、「循環プロジェクト」の東京公演、
盛況に終了しています。
近日中にレポートをアップします!

そうこうとしていうちに、
ArtTheater dB 神戸・附属市民劇団「Vintage」の立ち上げに向けたワークショップが始まっています。


6月1日にオリエンテーションがあり、
すでにワークショップは3回を終了。残すところあと4回のうちに
お披露目の試演会 4月21日(日)15:00 開演 / カンパ制
に向けて歩を進めねばなりません。
参加者はすべて女性。彼女たちを形容し、かつ一つに総称する言葉を見つけることは不可能です。
それだけ個性の強い(しかもそれぞれの個性が様々なベクトルが向いている)女性が集まりました。
彼女たちがなぜ舞台に立とうとしたのか、その必然性を現前すべく、試行錯誤の時間が続きます。

演出:菱田信也
出演:
金善福(きん そんぼっ)
己斐緑(こい みどり)
皐月ゆき(さつき ゆき)
白井究美(しらい きわみ)
鈴木定子(すずき さだこ)

4月21日(日)15:00開演 カンパ制
会場:ArtTheater dB 神戸(アスタくにづか4番館4階)

皆様、ぜひいらして下さい。
詳しいレポートもアップしていきます。

FY

No.19|dBを記録するCommentTrackback

【こけら落とし】全プログラムが終了しました

2009/05/26(Tue)17:11


先週の日曜日に、【ArtTheater dB 神戸】のこけら落としの全プログラムが終了しました。
ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました。

Bプログラムは、しっとりと始まり・終わりました。静かに燃えるいい公演になったと思います。
Aプログラムとはまた違った3組のダンス。両方来て頂いた方には、とても満足してもらえた模様です。


Bプログラムの初日の終演後のロビーの模様です。

出演者の方々とも日々遅くまで話しをし、これからの企みに数々のヒントをいただきつつ、共犯的なことも。
本当にこれからがスタートです。
まもなくお伝えできると思いますが、dB改造計画遂行中です。
秋のプログラムは大阪でのプログラムも充実しています。ご期待下さい。

さて、dB、どんどん次へ参ります。
1)循環プロジェクト 東京公演・今週開催!!
昨年にも東京公演を実施し、松山のプログラムにも参加、dBでいま最も売れっ子の循環プロジェクト。今週は世田谷美術館と桜美林大学での2カ所ツアーです。
出演者たちは明日出発。再びの珍道中レポートを愉しみにしていて下さい。
世田谷美術館公演
桜美林大学公演

2)ArtTheater dB 神戸附属市民劇団-Vintage(ビンテージ)-
dBプロデューサーの大谷がTORII HALL時代よりおつき合いのある劇作家の菱田信也氏を芸術監督に向かえ、新たな市民劇団を立ち上げます。
私はフェスティバルゲート時代に始めて菱田さんの芝居をみて、ノックアウトされました。
菱田さんの芝居がある所には何か(!?)がやってくるという謂れがある程、いろんなものを引きつける「毒」のある芝居を作られます。
6月1日より劇団立ち上げにむけたワークショップが始まります。
参加者は5月31日まで募集中です。
稽古場レポートもお楽しみに!
ArtTheater dB 神戸附属市民劇団-Vintage(ビンテージ)-参加者募集中!
菱田信也氏のブログ

(FY)



No.18|dBを記録するCommentTrackback

【こけら落とし〜Aプログラム】終了しました

2009/05/19(Tue)22:05


もう水曜日になってしまいましたが、
先週の日曜日、こけら落とし公演のAプログラムが終了しました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。

公演に至るまでの挟み込み作業、ゲネ、スタッフのご飯準備など、、、
久しぶりのことでした。。。
新大阪のstudio dBや、京阪中之島線なにわ橋駅「アートエリアB1」での公演、
循環プロジェクトや、ピチェ・クランチェン・プロジェクトの国内ツアーなど、
閉館してからも様々なところで公演は実施してきましたが、
拠点劇場での公演は実に1年7ヶ月ぶりをまさに実感。

終演後は、ロビーで乾杯です。

心強い言葉を、出演者の皆さまにいただき、改めて襟を正す思いです。

今週末のBプログラムもまもなく。
リハーサルも月曜日に全て終え、明後日から始まる仕込みを待つばかりです。


(FY)


No.17|dBを記録するCommentTrackback