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DANCE BOXのブログ

日がな一日、ダンスボックスの記録

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循環プロジェクトin松山 報告

2009/05/08(Fri)23:01

2007年秋より障がい者の舞台芸術創造の場としてスタートした「循環プロジェクト」。
ダンス・美術・音楽の3人のナビゲーターと、それぞれのセクションのメンバーが作品を創作し、初作品「≒2(にあいこーるのじじょう)」をエイブルアート・オンステージ参加事業として昨年4月にdBの前の事務所併設のStudio dBで初演しました。

メンバー構成は↓。
ダンス(ナビゲーター:砂連尾理 参加者:身体障がい者→6名)
美術(ナビゲーター:川井ミカコ 参加者:視覚障がい者→1名)
音楽(ナビゲーター:スカンク  参加者:障がいの有無種類問わず。クリエイションメンバー18名、出演5名)

その作品を評価していただき、昨年12月に東京公演を実施。そして今年は松山・世田谷美術館・桜美林大学のツアーが実現します!!

4/26に既に松山公演は終了。
本日はその報告を少し。

愛媛大学の牛山眞貴子先生が中心として、松山のコンテンポラリーダンスをリードするヤミーダンスの合田緑さん、高橋沙織さん、赤丸急上昇の赤松美智代さん、丸山陽子さんと、星加昌紀さんがナビゲーターを務める「みんなのダンスパフォーマンス福袋実行委員会」主催の公演に、メンバーの福角宣弘&森田かずよのデュオピースがゲスト出演させていただきました。

松山の作品は、障がいのあるメンバーのソロ作品や、ナビゲーターとのデュオ、障害のないメンバーとのグループ作品など形態は様々。どの作品もメンバーの個性を存分に引き出しじっくり作りこまれたもので、作品としての見ごたえ満点でした。

松山は愛媛大学・松山大学を中心に、ダンスの層が厚くレベルの高い場所。
今回、一番印象に残ったことは、障がいを越えるとか、そんな大義名分ではなく、障がいのある人もない人も、ナビゲーターもボランティアの学生さんもこの公演に関わる一人ひとりが主体となって公演を作り上げている、その光景でした。
松山のダンスシーンの結束力の強さとアグレッシブさ・包容力が全部詰まった、感動的で、刺激たっぷりの2日間でした。

松山男三人衆


循環松山集合写真


松山の皆さん、本当にありがとうございました!!
また、是非次のこと企みましょう!



循環プロジェクトは、次の世田谷美術館・桜美林大学にむけて、最後の追い込みに入ります。
まったく異なる空間での上演。
さて、どんな展開になりますやら。。
妥協のない舞台、めざします。

●世田谷美術館公演→http://www.setagayaartmuseum.or.jp/event/list.html
●桜美林大学公演
→http://obirin-committee.com/gala_obirin2009/menu2-4.html



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